その内容を書きます。
文学部日本文学科の「日本人の霊魂観と文学」の講義でした。
日本文学というより、民俗学の内容ですね!
根本を突き詰めると、一緒になってしまうのでしょう。たぶん。
- 伝承文学とは
- 文学成立のための三要素
- 日本人の霊魂観
- 農事暦と稲作儀礼
- 祭りの構造
45分の模擬講義の中では、内容が濃すぎて消化できません。
特に、スポットをあてていたのが、4農事暦と稲作儀礼、5祭りの構造です。
祭りといっても、お神輿などの祭りではなく、家々で神様を祀る祭りです。
その中で、神様にお供えをして、お供えをしたものを家族で食べることがありますが、
神様のパワーを食べることによって自分の体の中に入れ込むということだそうです。
その延長で、結婚式のケーキ入刀が例として話されました。
ケーキ入刀は、欧米から伝わってきたと思い込んでいましたが、日本独特の儀式
だそうです。
幸せのパワーに満ちたカップルが、その場に居合わせた人にパワーを分け与えるというのが由来のようです。
自分を含め講義を聞いていた人は、ほとんど初耳だったようで、
大学の授業は違うな~と感想を言ってました。
今日で東京散策シリーズは、おしまい。
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